LED Cube作成① システム設計

LED Cubeとは

先日紹介した電子工作モデルの例として、LED Cubeの開発を通して説明していこうと思います。

LED Cubeとは、LEDが立方体になるように配置されたもので、通常のLEDとは異なり立体的なイルミネーションを楽しめるものです。自分の思い通りの点滅をさせたり、LEDの点滅でゲームを作ったり、様々な楽しみ方があります。

私が学生時代に作成したLED Cubeがこちらです。はんだ付けが綺麗にできずLEDがいびつな立方体になってしまっていますが、だんだん愛着が湧いてきています。

以前作成したLED Cube

LED Cube開発のモチベーション

LED Cubeを開発しようと思ったわけは、新しいことにチャレンジしてみたかったからです。今回、LED Cubeという作品自体は以前作成したものと同じですが、下記の新規点があります。

もし下記に興味のある方がいれば、今後も紹介を続けていくので気が向いたらチェックしてください。

  • 3Dプリンタによる治具の作成
  • プリント基板による回路作成
  • LED Cubeキットの作成(←LED Cubeの完成度が高かった場合)

やはり電子工作は、作りながら自分のできることを増やしていくことが楽しいですね。そうすれば、次回の電子工作の設計の幅が広がるので、さらにわくわくするものが設計できるようになります。

要件・機能定義

ここからシステム設計でどのようなことを行っているかを説明します。まずは要件・機能定義、機能配置を行います。

要件定義はその電子工作で何を実現したいかを定義します。機能定義では、それぞれの要件に対して、どのような機能があれば実現できるかを定義します。そして各機能について、HW(ハードウェア)・SW(ソフトウェア)どちらで実装するかを定義します。

簡単に定義して整理してみたものが下の表です。

図1 要件・機能定義、機能配置の整理

まとめ

LED Cube作成を通して、電子工作開発モデルを説明することにし、今回は簡単なシステム設計を行いました。次回はこれを参考にして、HW設計・SW設計を行っていきます。

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